パンダは絶滅危惧種(ぜつめつきぐしゅ)に指定（してい）されているとよく聞（き）くけど、この絶滅危惧種（ぜつめつきぐしゅ）ってなんのことだろう？
そんなぎ問（もん）をかい決（けつ）するために調（しら）べてみたよ。

IUCN《国際自然保護連合（こくさいしぜんほごれんごう）》という団体（だんたい）が、ぜつめつのおそれのある野生動物（やせいどうぶつ）を調査（ちょうさ）しているんだよ。この調査（ちょうさ）けっかをまとめた本（ほん）が“レッドリスト”とよばれ、悲（かな）しいことに約(やく)2万種(まんしゅ)もの動物（どうぶつ）がけいさいされているんだ。
ぜつめつのきけん度（ど）におうじて8種類（しゅるい）のランクがせっ定（てい）されいて、絶滅危惧種（ぜつめつきぐしゅ）は3番目(ばんめ)のランクで“近(ちか)い将来(しょうらい)、野生(やせい)での絶(ぜつ)めつの危険性(きけんせい)が高(たか)い種(しゅ)”となっているんだ。すなわちジャイアントパンダもレッサーパンダもひじょうにきけんなじょうたいということなんだよ。

絶滅危惧種（ぜつめつきぐしゅ）のランクには、パンダいがいにもゴリラやトラ、ゾウなど動物園（どうぶつえん）でよく見（み）かける動物（どうぶつ）たちがリストにのっているんだ。
これを見（み）ると多（おお）くの動物（どうぶつ）たちがぜつめつの危機（きき）にそくしていることがわかると思（おも）う。

また、日本版（にほんばん）のレッドリストもあり、こちらは環境庁（かんきょうちょう）が作成（さくせい）しているんだ。ぜつめつしたニホンオオカミ、きけんなじょうたいのニホンアシカやイリオモテヤマネコなどがリストにのっているんだよ。