マレーシアのジャイアントパンダ、「ヌアンヌアン」中国へ!
2017年11月28日
マレーシアで産まれたジャイアントパンダの「ヌアンヌアン(2才、メス)」が11月14日、中国の成都空港に着きました。さらにここから、都江堰パンダ基地に向かいます。マレーシアで産まれたパンダの赤ちゃんは、中国のジャイアントパンダ国際保全協定に則り、2才で中国に帰ることになっています。ヌアンヌアンは、両親のシンシンとリィァンリィァンが2014年5月にマレーシアに着いてから15か月以内に産まれたパンダです。これは、自然に育てられたパンダの中で、最も早いそうです。
上野動物園のジャイアントパンダ「シャンシャン」に会える!
2017年11月27日
上野動物園で、2017年6月12日に産まれたジャイアントパンダの子ども「シャンシャン」に12月19日から会えるようになります。母子の健康を考え、1月末まで、公開時間が9時45分から12時15分までに限定されます。また、ゆっくり母子を見られるようちゅう選での観覧になります。ちゅう選の申し込みは、12月6日から特設サイト、電話で受け付ける予定だそうです。
ハンガリーでパンダの祖先の化石発見!?
2017年11月27日
ハンガリーで1000万年前のパンダの歯が発見されました。ジャイアントパンダは、中国にしか生息していないという話はよく知られています。しかし、ジャイアントパンダの出身地は実はヨーロッパかもしれない、という可能性があるそうです。今回見つかった歯の化石は、これまで知られていなかったパンダの一種に属するそうで、「Miomaci panonnicum」と名付けられました。化石のパンダは、現代のパンダの直接的な祖先ではなく、中新世中期にパンダと分かれた「いとこ」のような感じとのこと。実は、2012年にスペインでも1160万年前のパンダの祖先と思われる動物の化石が見つかっており、今のところ最古の祖先と考えられています。ちなみに中国で見つかった一番古いパンダの化石は、800万年前になるそうです。ヨーロッパと中国から見つかった中新世中期の動物の化石には、似たところがいくつかあり、動物たちがヨーロッパと中国を行き来していた可能性があるとのこと。しかし、アジアで進化してヨーロッパに渡ったのか、ヨーロッパで進化してアジアに移動したのかは、まだわからないそうです。
世界で飼育されているパンダが520頭に!
2017年11月27日
11月10日に四川省成都で、「中国ジャイアントパンダ繁殖技術会2017年国際学術総会」が開かれました。そこで、今年10月6日時点で、世界各地で飼育されているパンダが520頭になったことが公表されました。同総会には中国国内の専門家191人と13カ国の外国人専門家69人が参加したそうです。パンダの保護やはんしょく、野生化訓練などに関する話し合いが行われました。今年のはんしょくで人工飼育されているパンダは、成都の繁殖研究基地に11頭、中国ジャイアントパンダ保護研究センターに42頭いるほか、フランス、アメリカ、日本、スペイン、ベルギーなどでも良好な発育が確認されているそうです。
上野動物園のジャイアントパンダ「香香」段差を乗りこえる!?
2017年11月1日
上野動物園のジャイアントパンダ、香香が10月20日に生まれて130日目をむかえました。身体検査では、体重8.6kg、体長は74.2㎝に成長しました。香香は、歩き方がしっかりとしてきて、低い段差を乗りこえられるようになったそうです。そのため、産室内を歩き回るようになり、シンシンにじゃれつくようすも見られるとのことです。シンシンや職員を目で追うようすも見られ、目もしっかり見えるようになってきたそうです。また、シンシンは引き続き、室内で香香といっしょに過ごしているとのこと。
ジャイアントパンダの华豹、四川省へ。入れ替わりで团子が臨沂動植物園にとう着!
2017年11月1日
臨沂動植物園のジャイアントパンダの华豹が、韓国に向かうため、10月13日に中国の四川省に帰りました。
それと入れかわりで、15日にジャイアントパンダの团子が、臨沂動植物園に移動しました。
臨沂動植物園にとう着した团子は、周りを見渡したり、高いところへ登ったりと好き心おう盛なようすを見せたそうです。
臨沂動植物園は、今後、团子の経過を見て、できるだけ早く新しいかん境に慣れるよう手助けするとのこと。
かん境に慣れたら、团子に会えるようにしていくそうです。