中国(ちゅうごく)の四川省(しせんしょう)にある臥龍国立自然保護区(がりょうこくりつしぜんほごく)で、全身真(ぜんしんま)っ白(しろ)なジャイアントパンダがさつえいされました。 発見(はっけん)されたパンダは、ホッキョクグマのようにも見(み)えますが、目(め)が赤(あか)く、体(からだ)に黒(くろ)い模様(もよう)もないそうです。年(ねん)れいはおよそ1才(さい)から2才(さい)くらいと推測(すいそく)されています。この真(ま)っ白(しろ)なパンダは、体毛(たいもう)などの色(いろ)や光(ひかり)に対(たい)するまぶしさの感度(かんど)を除(のぞ)いては、ふつうのジャイアントパンダと大(おお)きく変(か)わりないとのことです。 まるでホッキョクグマのような白(しろ)い姿(すがた)におどろきです。野生(やせい)で元気(げんき)に過(す)ごして欲(ほ)しいですね。

中国(ちゅうごく)の人工知能研究者(じんこうちのうけんきゅうしゃ)たちが、ジャイアントパンダの識別(しきべつ)を目的(もくてき)とした顔認識(かおにんしき)アプリを開発(かいはつ)しました。 このアプリは、飼育(しいく)されているパンダと野生(やせい)のパンダの両方(りょうほう)に適応(てきおう)されます。 研究(けんきゅう)チームは、2017年のプロジェクト開始(かいし)から、ジャイアントパンダの12万枚(まんまい)の画像(がぞう)と1万本(まんほん)のビデオクリップを収集(しゅうしゅう)してきたとのことです。この約(やく)1万枚(まんまい)のパンダの写真(しゃしん)の分(ぶん)せきや情報(じょうほう)の付加(ふか)などを行(おこな)ったそうです。 開発(かいはつ)されたアプリとデータベースは、野生(やせい)のパンダの数(かず)、分布(ぶんぷ)、年(ねん)れい、性別比(せいべつひ)、出生(しゅっせい)、死亡(しぼう)についてのデータをより正確(せいかく)に収集(しゅうしゅう)できるとのことです。特(とく)に野生(やせい)のパンダは、山(さん)がく地帯(ちたい)に生息(せいそく)しているため、追(つい)せきが難(むずか)しいそうです。 ジャイアントパンダをすぐに識別(しきべつ)できるようになるのは、とても便利(べんり)ですね。

アドベンチャーワールドのジャイアントパンダ「彩浜(さいひん)」が、生後(せいご)9か月(げつ)をむかえました。産(う)まれたときは75gほどしかなかった体重(たいじゅう)も現在(げんざい)、約(やく)200倍(ばい)となる16kgを超(こ)えました。 また、お母(かあ)さんに与(あた)えていたタケノコにも興味(きょうみ)を示(しめ)すようになり、最近(さいきん)ではおいしさがわかるようになりました。タケノコをかじる姿(すがた)をよく見(み)られるそうです。 永久歯(えいきゅうし)も生(は)え始(はじ)めており、現在(げんざい)16本(ほん)の永久歯(えいきゅうし)が生(は)えているとのことです。大人(おとな)のジャイアントパンダの永久歯(えいきゅうし)は42本(ほん)あるので、これからどんどん生(は)え変(か)わってくると思(おも)われます。お母(かあ)さんと並(なら)んで竹(たけ)をかじる姿(すがた)がいずれ見(み)られるかもしれませんね。

上野動物園(うえのどうぶつえん)のジャイアントパンダ「シャンシャン」は、5月13日(月)から1頭(とう)で屋外放飼場(おくがいほうしじょう)にデビューします。 今後(こんご)、屋外放飼場(おくがいほうしじょう)は、シャンシャンとシンシンが交代(こうたい)で使用(しよう)します。シャンシャンが屋外(おくがい)にいる間(あいだ)、シンシンは非公開(ひこうかい)の屋外放飼場(おくがいほうしじょう)C・E2を使用(しよう)するそうです。このため、時間帯(じかんたい)によってはシンシンに会(あ)えないことがあります。 現在(げんざい)、シャンシャンの体重(たいじゅう)は50キロをこえ、順調(じゅんちょう)に成長(せいちょう)しているとのことです。1日のうち12時間ほど休息(きゅうそく)し、残(のこ)りの時間(じかん)を採食(さいしょく)に費(つい)やすなど、行動(こうどう)も大人(おとな)のパンダに近(ちか)づいているそうです。 大人(おとな)のパンダの主食(しゅしょく)のタケやササで十分栄養(じゅうぶんえいよう)が取(と)れるようになり、少(すこ)しずつミルクの量(りょう)を減(へ)らしているとのこと。4月中(ちゅう)じゅんごろからはタケノコもよく食(た)べているそうです。 ジャイアントパンダの成長(せいちょう)はあっという間(ま)で、もうすぐ親子(おやこ)のじゃれ合(あ)いが見(み)れなくなると思(おも)うと少(すこ)しさびしいですね。今後(こんご)もシャンシャンの成長(せいちょう)を見守(みまも)っていきましょう。

中国(ちゅうごく)・四川省(しせんしょう)にある竜渓(りゅうけい)・虹口国家級自然保護区(こうこうこっかきゅうしぜんほごく)の管理局(かんりきょく)で、2019年最初(さいしょ)の赤外線(せきがいせん)カメラによるモニタリング活動(かつどう)が行(おこな)われました。 赤外線(せきがいせん)カメラは保護区内(ほごくない)の数(すう)か所(しょ)に設置(せっち)され、ジャイアントパンダなど、さまざまな野生動物(やせいどうぶつ)の生態(せいたい)を映像(えいぞう)・写真(しゃしん)に収(おさ)めていたそうです。そのカメラの1台(だい)では、野生(やせい)のジャイアントパンダが水(みず)を飲(の)む姿(すがた)が9回(かい)も見(み)られたとのことです。 竜渓(りゅうけい)・虹口国家級自然保護区(こうこうこっかきゅうしぜんほごく)の野生動物(やせいどうぶつ)は近年(きんねん)、活発(かっぱつ)に活動(かつどう)しており、個体群(こたいぐん)の数(かず)も少(すこ)しずつ増(ふ)えているそうです。このモニタリング活動(かつどう)は、今後(こんご)の保護活動(ほごかつどう)にも十分(じゅうぶん)な成果(せいか)を見(み)せているとのことです。 これで、動物(どうぶつ)たちの保護活動(ほごかつどう)がより進(すす)むと良(よ)いですね。

韓国(かんこく)のエバーランドにあるパンダワールドが開園(かいえん)3周年(しゅうねん)をむかえました。 現在(げんざい)、「愛宝(アイバオ)」と「楽宝(ローバオ)」のパンダ2頭(とう)がにん娠(しん)の準備(じゅんび)に入(はい)っています。今年(ことし)の4月下(げ)じゅんに交(こう)びシーズンに入(はい)るそうです。2頭(とう)は、2016年に中国(ちゅうごく)から来園(らいえん)し、15年間韓国(ねんかんかんこく)で過(す)ごしています。 韓国(かんこく)でもかわいい赤(あか)ちゃんが産(う)まれると良(よ)いですね。

アドベンチャーワールドのジャイアントパンダ、彩浜(さいひん)が生後(せいご)8か月をむかえました。 彩浜(さいひん)は、3月23日にお母(かあ)さんの良浜(らうひん)と屋外展示場(おくがいてんじじょう)デビューしてから、外(そと)で元気(げんき)いっぱいに遊(あそ)んでいるとのこと。遊具(ゆうぐ)の一番高(いちばんたか)いところで、お母(かあ)さんの真似(まね)をして竹(たけ)をかじったり、どろだらけになるまで遊(あそ)ぶ姿(すがた)などが見(み)られているそうです。現在(げんざい)は母乳(ぼにゅう)を飲(の)んでいますが、ニンジンやリンゴも少(すこ)しずつ食(た)べられるようになっているそうです。 永久歯(えいきゅうし)も生(は)え始(はじ)めており、生(は)え変(か)わるとじょじょに竹(たけ)も食(た)べ始(はじ)めるとのことです。 これからもすくすくと元気(げんき)に成長(せいちょう)してほしいです。