げんざい、様々なすいそくはあるけど、決定てきな理由はわかっていないんだ。
パンダの目のまわり、かた、足が黒いのか、なっとくできる言いつたえがパンダのこきょうにのこっているよ。
そのお話は、中国の四川省につたわる「黒いマフラーのでんせつ」なんだ。
昔、パンダのふるさと、四川省にいたロサンというチベットの羊飼いのむすめさんは、 パンダの子をすくうため、ヒョウとかくとうしてわかい命をうしなった。山のパンダたちは、このむすめをあつくほうむったが、とめどなく流れるなみだで、目のまわりが黒くなった。また、ロサンを記ねんしてパンダたちは喪章を外さなかった。そのために黒色が、かたと足にふかくのこったのであると。
(参考書籍)大熊猫,中国画報社